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【動画あり】「TEAM EXPO 2025」オープンファクトリーイベントレポート【OVERSEWN】

ミシンで縫われている布に埋もれたぬいぐるみ

パターンメイキング工房『オーヴ・モードスタジオ』代表 フリーパタンナー/モデリストのコバヤシ_トシヒコです。

私はいま大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ「アップサイクルXイノベーションで世界一のサーキュラードレスを共創するファイバーアートプロジェクト」に参加しておりますチームOVERSEWN(オーバーソーン)の代表を務め、ファイバーアーティストとしても活動しております。

以前投稿した記事の通り2024年6月8日の土曜日に、当チームの共創チャレンジであるサーキュラードレスの製作を公開で行うオープンファクトリーイベントの第二回を、東京都江戸川区にあるコミュニティプラザ一之江にて開催しました!

前回のイベントレポートはこちら

当日は、前回のイベントへの参加をきっかけに当チームOVERSEWNのメンバーに加わってもらった2名に加えて、前回同様SDGsアプリの「eito」からもボランティア活動への呼びかけを行った結果2名からの応募があり、今回のイベントに参加してくださいました。

布を切っている2人の女性

eitoから応募して参加くださったF様とK様

さらに今回は、共創パートナー企業としてご登録されている「Peatix Japan株式会社」様にもイベントの告知をお願いし、そこから1名の方にイベントへ参加いただくことができました。本当にありがとうございます。

布を切る女性

Peatixをきっかけに参加してくださったF様

イベント告知の内容通り、参加者のみなさまには裁ちばさみなどの布を切る道具を持参いただき、ドレスの材料となるハギレをテープ状にカットしてアップサイクル可能な状態にしていただくワークショップ形式となりました。

すでにチームメンバーとして活躍していただいている方は、今回のイベントではロータリーカッターを使ったりなど、自分に合ったやり方で創意工夫されているのがみて取れたことも嬉しかったです。

ロータリーカッターで布を切る女性

左手首にオリジナルのシュシュをつけたチームメンバーのあむさん

また、作品作りに使用している特許技術を使って色々なものを試作している中で、赤×青×白のミャクミャクカラーでオリジナルのシュシュをチームメンバーの証として作ったのですが、メンバーがそれぞれに魅力的な形で身につけていただいていました!
こちらのイノベーティブなアイテムは「TEAM EXPO ENGINE」を通じて、応援購入サービスMakuakeで応援購入が可能となるよう、いま準備を進めているところです。

髪にシュシュをつけた少女

髪にオリジナルのシュシュをつけたチームメンバーのあいさん

ワークショップで切るために持って行ったハギレは決して少なくなかったはずなのですが、みなさん非常に集中して作業していただいて、切るハギレがなくなりそうなハイペースで進行していきました。

テープ状にカットされたハギレ

アップサイクル可能な状態に加工されたハギレ

作業の特性上、どうしても集中して黙々と没頭しているような状態になってしまいがちなのですが、今回は万博のテーマ曲であるコブクロの「この地球の続きを」を会場のBGMとして流し続けていたので、終始穏やかな雰囲気でイベントを進行することができました。

ワークショップイベントに参加中の5人の女性

今回のイベント参加者の5名さま

イベントのダイジェスト動画(速報版)はこちら


今回のイベント時点で、作品の大きさは直径1.2mほどになりました。
「万博まで1年を切っていて、世界一を目指しているドレスの大きさがそれで間に合うの?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。
ところがこのドレス、その製作方法の特徴から、ドレスが大きくなればなるほど、大きくなるペースも加速的に上昇していくのです。

オーバーロックミシンで縫い物をする男性

加工されたハギレをドレスに縫いこんでいる様子

初めはもちろん、1台のミシンを使って1人でテープ状に切ったハギレを縫い合わせることで小さくドレスの製作をスタートさせました。
ところがここまでドレスが大きくなってくると、複数のミシンで同時にドレスの製作が可能になるのです。

2人の女性によって2台のミシンで同時に縫われるドレス

2台のミシンを使って2人で同時に1着のドレスを製作しているイメージ

もともと1台のミシンを使って1人でやっていたことを、2台のミシンを使って2人で同時にやるようになれば、当然ドレスが大きくなるペースは2倍になります。
2倍のペースでドレスが大きくなれば、ドレスの製作にさらにミシンを加えることができます。
そうなるとさらにドレスが大きくなるペースは上昇し、ドレスが大きくなればさらにミシンを加えることができて・・・とこのように、このドレスの製作プロセスは相乗効果のあるものなのです。

2人の女性が2台のミシンで同時にドレスを縫うことで回転するイメージ

ドレスが回転しながら大きくなっていくイメージ
(実際にはドレスをマネキンに着せて回転する台の上に載せます)

そのようにして多くの人が製作に携わり、ドレスは反時計回りに回転しながら大きくなっていく。
万博会場で、来場者も巻き込んでそんなオープンファクトリーの取り組みをやったら、絶対に面白いと思いませんか?

ミシンで縫われている布に埋もれたぬいぐるみ

製作中のドレスを着たミャクミャク

というわけで、このドレスの共創に参加したいという方はぜひご連絡ください。
オーバーロックミシンを持っている方はもちろん大歓迎!
未経験でもやる気があれば、できるようになるまで丁寧にコツをお伝えします。

当チームでは引き続き、この共創チャレンジにご参加(共創)いただける方々を募集しています。

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コバヤシ_トシヒコフリーランスモデリスト/メンズウェアクリエイター/ファイバーアーティスト

投稿者プロフィール

パターンメイキング工房【オーヴ・モードスタジオ】代表のフリーランスモデリスト/メンズウェアクリエイターにして、オーバーロックミシンだけで仕立て上げることで特許を取得した独自構造のシームレスウェア「#OVERSEWN」の発明者。
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジへの登録を機に、ファイバーアーティストとしての活動をスタート。
「低価格で環境に優しく、全ての人が自由にデザインできる衣服の自動生産システムを2050年までに完成させる」をミッションに活動しています。

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